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【二代目日記】「日本の水産業は復活できる」

2012.08.05 Sunday
片野歩著、日本経済新聞社。
日経から水産に関する本が出版されたので、読んでみました。著者はマルハニチロの現役プレーヤーです。同業の大手企業の方からこういう提言的な著作が出版されることは、非常にうれしいです。

さて、内容は日本の水産業に対する分析、世界の水産業における日本の位置づけ、さらに今後への提言からなっています。著者の主張は、以下のようなものです。「水産業は世界的には成長産業であり、ノルウェーでは賃金が上昇し、若者が多く流入しているほどである。」「この背景には漁獲枠の設定と厳格な管理がある。獲っても安い小さな魚は取るのを我慢し、大きく育ち脂がのった時期にとればよい」「日本は漁獲管理を全くしていない。自分が取らなくても他人が取るから、漁獲競争になり、小さく安い魚を取り続け、資源を細らせている」「日本の漁業水域の広さは世界第六位であり、管理漁業により水産立国へ回帰できる」

その上で問題点は、魚は回遊するので一国だけでの管理は機能しない可能性がある。(日本が資源をほぼしても中国、韓国が乱獲すれば資源は細る)、漁獲枠の設定にあたりどのように分配するか、等としています。

2012:08:05

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