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【二代目日記】シトカニシン 終漁

2012.04.27 Friday
シトカニシンが終漁しました。結果は、29,000tの漁獲枠に対して約半分の15,000t。うち数千トンは、ジャミニシンと呼ばれる小型ニシンです。ニシンは、4年目から卵を産むといわれていますが、資源が少なくなると3年目から産むようになります。これがジャミの原因との見方があります。

さて、この結果を受け、市場には品薄感はでましたし、おそらく産地サイドは、手取り額が変わらぬように価格を上げてくるでしょう。そうすると、今年のシトカは量が多く、安いことを前提に考えていた各社の計画に狂いが生じるかもしれません。ただ、供給不足が即価格上昇につながるほど、需給バランスがタイトでない現状もあります。

これまでロシアのニシンは供給が不安定、と敬遠されることがありました。言い立てているのは、ロシアニシンに脅威を感じる北米ニシンを扱う方たちです。当社にすれば、ロシアニシンの過半を扱う当社と付き合わずしてロシアの何がわかるのか?と感じることしばしばでしたが、自らのPR不足と反省し、各地で辻説法をする日々です。

少なくとも日本サイドは、北米こそ不安定だということを身をもって知ったと思います。2年前にサンフランシスコのニシン漁が休漁となったのも記憶に新しいところです。

木材の経験もある私のから見れば、アメリカ、カナダは漁業でも資源保護や少数民族の生活区域保全の意識が根底にあり、さらにビジネスの感覚も日本一国しか買わないニシンは非常にリスキーだと(合理的に)に考える国です。ロシアの人々はニシンを食べますが、北米では食べません。これが同じ太平洋ニシン産業を有する東西両岸を文化的に分ける最大のポイントです。

 

 

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