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【二代目日記】ロシアにて思う

2012.04.20 Friday
ロシアに長期出張していました。この出張ではロシアの仕入先に対し、社長としての大きな決断をいくつかしてきました。将来、きっとターニングポイントになることでしょう。

今回は父たる会長との同行出張です。私が子供の頃、父は仕事で家にいない日が多く、ほとんど会うことがありませんでした。いまこうして二人で出張(旅行)することで、二人でいる時間の帳尻を合わせているのかもしれません。

父が社会人として育ってきた時代は、日本の成長期。商品があればうれた時代でした。一方、私が社会人になったのはバブル崩壊後のデフレを背景にモノを持つと負ける時代でした。勢い私は、売りつなぐ、在庫を持たない、人を減らす、コンプライアンス遵守という方針を旨とした会社でサラリーマン教育を受けてきました。懐を深く構える父のスタイルはある種の憧れではありますが、時代はそういう鷹揚さに対する寛容度を失っていますし、その前に「まず買う」という姿勢では資金がついてきません。短期勝負では私のような手堅いタイプのほうが大きな失敗もありませんし、世の理解も得えすいことは間違いないでしょう。ただし、経営は短期勝負ではありません。1年、1年何とかやり過ごした暁に、成功があるかどうかは別の問題だと思います。

1年の帳尻を合わすだけの経営では、長期的な成功は保証されない。これは私が、ようやく得心できた経営の根幹の一つです。瞬発力の経営が評価を受けやすい時代にあって、圧倒的に長い時間軸でヒトや事業や相手との関係を考えることの必要性を学んでいます。私のような者にとって、これは非常に理解しにくいことの一つではあります。今回の出張での決断は、会長から背中を押されなければできないものでした。

 

 

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