CARIFOOD

【二代目日記】同志

2012.10.02 Tuesday
同志という言葉を使うのは適切ではないと思いますが、当社の銀行のご担当者には、どうしてもこの言葉しかそぐわない気がしています。

当社は数の子になんのゆかりもない東京大田区にある零細企業。水産会社への融資など店でも経験がないし、資金の出入りが大きく、事業が見えずらく、リスクが高い衰退産業。融資を見送る理由はたくさんある会社なのです。そんな中、現在おつきあいいただいている銀行のご担当者はあえて当社とお付き合いいただいているのです。私は、ファンド時代に100件に1件程度しか出資しませんでした。ベンチャーキャピタルはリスクマネーの出し手であるべきでしょうが、対象企業をマイナス査定していくと、投資適格案件が残らないのです。この時代、新規の融資も基本的には同じだと思います。

さて、私が社長を継ぎ、金融機関さんとのおつきあいが始まりました。初めてご担当頂いた方は、興味本位から始まったかもしれませんが、意外に歯ごたえのある案件と知り、最後は情熱とともに稟議を通していただく、という感じだったと思います。各行のご担当者も異動の時期に徐々に代替わりしてきました。2代目、3代目のご担当者も変わらずご苦労をなさっているとおもいますが、最初のご担当者との出会いと奮闘ぶりは、やはり格別な思い出として記憶に残ります。

このたび、私が社長になって第一次苦境期にあった時にご支援いただいた数行のうち、最後まで残っていた方よりご異動の旨、ご連絡ありました。これでみなさんご卒業です。

この方は、初回のご融資にあたり「事業がよくわからないので、商談に同席させてください、」と言って、築地での商談に同席していただいたことがありました。その後、ほかの金融機関のご担当者にもこの話をしますが、実際に同席された方はいらっしゃいませんので、業界的には特別なことなのかもしれません。

こう書いていても胸に迫るものがあります。

 

 

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