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【二代目日記】留学生のこと

2012.08.05 Sunday
前日のタイ出張の最終日に大学院で同窓であった留学生と再開してきました。名前は、Varin君。

いつも勉強していた真面目な苦学生でした。留学生の中には、家庭が裕福なので留学している人も多いのです。台湾からの留学生から聞いたところでは、その一族は大学を終えた家族を、日本、アメリカ、イギリスなどに分散して留学させネットワークを広げることになっているとのこと。参ったな、と思った記憶があります。

Varin君は、元々の素養に努力が加わり、英語の講義を取っていましたが日本語もほぼ完全にマスター、いまや日系部品メーカーの副社長様を立派に努めています。ここが彼のゴールではない、とも思います。

私自身、会社を辞めての大学院進学でしたので、会社派遣やカネモチが来ると、なにくそ!と思うことがありました。そういう苦学した仲間同士の連帯は結構強くなるし、そういう仲間があるまるとさらに厳しい勉強の日々を過ごすようになるものです。

ところで、当時、修士課程を終えた留学生の多くは日本での就職を希望しながら日本企業の高いハードルに阻まれて失意の中、帰国していきました。大学側のうたい文句に共感し、決して安くない学費をかき集めて来日した学生に対し、就職の支援はほとんどないし、日本独特の採用事情(卒業の前に就活をする。卒業後は新卒とならない)を説明することもなく、当事者でないながら憤慨したのを覚えています。また、就職にあたっては保証人(連帯ではないですが)を求められますが、身一つで来日した留学生が保証人を頼めるような人がいるわけありません。私は同級生の保証人を引き受けましたが、彼女は西友さんに入社し、いまも頑張っています。日本で結婚、出産し、そのうちに西友が外資になり、彼女の英語、日本語、中国語を活かしてバイヤーをやっているのです。中国のカルフールに取られなくて良かったです。

文部省は1990年に留学生10万人計画を打ち上げましたが、卒業後の対策はお粗末としか言えず、かえって日本離れを招く結果になったかもしれません。

当社は、このたび、中国とロシアで元留学生を当社スタッフとして迎えることとしました。いずれも、本社で働けるくらいの日本語力があり、なにより日本が大好きなようです。

 

 

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