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【二代目日記】銀鮭

2011.12.29 Thursday
何気なく食べている鮭。首都圏のスーパーでよくみるのは「チリ産 銀鮭」として1切れ70-80円ほどで売られているものです。これは、いわゆる「チリ銀」と言われる養殖鮭です。養殖マグロ同様、脂分が多くいまどきの若者には人気があるようです。

海外のシーフードショーに行くと、ノルウェーやチリの養殖大手のブースが目を引きます。これらはアトランティックサーモン(大西洋の養殖サーモン)と呼ばれ、これが日本国内でチリ銀となります。養殖物は価格や需給が比較的安定するため、天然鮭をほぼ駆逐したように見受けられます。

シニアの方と鮭の話をすると、ベニや天然銀鮭を懐かしむ声を聞きます。これらは「昭和の味」といえるでしょう。そういえば私自身、塩が吹くほどの辛口のベニや醤油を少したらした焼き鮭でご飯をかきこんだ往時の食べ方を長らくしていません。

先日当社会長がロシアに行ったおり、ロシアの天然銀鮭を買ってきました。ベニと白鮭(これは中国に輸出され、フィレなどになって欧米に際輸出されます。イクラは白鮭の卵です。北海道では秋味よ呼ばれます)は、輸出の引き合いが強いものの、銀は生産量も少なく、なんとなく取り残された感じになっているのが実情。

価格も安いのでチリ銀に対抗し、切り身として販売しようと思いましたが、圧倒的な物量で市場を席巻するチリ銀は、流通在庫も相当なもので、各社自社在庫をさばくのが精いっぱい、とても天然の取扱まで手が回らない、という状態です。

今、石巻の水産工場に相談し、製品開発をお願いいたしました。先日粕漬けのサンプルがとどきましたが、まさに昭和の味。是非、製品化したいと思います。

 

 

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