CARIFOOD

小樽のニシン

ここ数年、小樽で群来が見られます。以前にもご紹介しましたが、「群来」とはニシンが産卵のために岸におしよせることをあらわす名詞です。先日小樽に行った折、同地で前浜のニシンを扱っておられる会社を訪問しました。現在は、ニシンの刺身をおつくりになっていて、試食させていただきましたが、やはりいい味です。関東にニシンはなじみがありませんが、この刺身を切り口に徐々に新たな市場が広がってくるでしょう。同社長さんとロシアのニシンについていろいろお話しさせていただきましたが、ロシアの数の子が一番うまい、とやはり言っておられました。同感。

当社はできるだけ早く、国内のニシンを原料とした数の子やニシン製品を作りたいと考えています。特に数の子は、原料の抱卵鰊を一度も冷凍せず卵を取出す、いわゆる生腹出し(生腹)が可能となります。生腹は日本の数の子が輸入原料(冷凍ニシン)を使うようになってから久しく実現していないもので、これの復活が私の楽しみであるのです。

6次産業化の切り口としても、やはり本業である数の子から始めたいと考えています。2次、3次産業の部分は準備万端なのですが、あとは網周りのかたとの連携が必要です。

帰途、小樽の街をいろいろ案内していただきました。小樽にもニシン御殿が多くのこっているものの、運河などその他の観光資源が多い中、駅からも多少離れており、あまり注目されない様子。ただ、生腹出しとともに消えたその昭和初期の居住まいに、もう少しまっててください、とついつい声をかけたくなりました。

最新情報

7

Sep

外食産業ウィーク

先週、外食産業ウィーク@東京ビッグサイトに出展いたしました。...

詳細はこちら

12

Apr

【二代目日記】 生産の国内化③

国内化をコストや損益だけの面で図るのは容易なのですが、これは...

詳細はこちら

12

Apr

【二代目日記】生産の国内化②

国内生産化について、当初は「こんな風に考えているんですが、、...

詳細はこちら

記事一覧はこちら



©2013 carifood inc.