昨年に引き続き、今年も岩内工場でニシンの腹出しを行っています。
日本国内での腹出しを今後、一層増やしていきたいと考えていますが、そこにおいて重量になのが、腹出した後のガラ(魚体)です。
鰊1kgから、出てくる卵は約200g、あとはガラですから、このガラを如何に販売していくかが、隠れたテーマです。
ガラはミガキ(身欠き)ニシンの原料として使われます。ミガキニシンは、干物(ソフト身欠き)のほか、甘露煮原料や春の山菜や秋の茄子で煮物を作る際に使われます。決して需要の強い商品ではありませんが、春以降、身欠きやフィレ、また惣菜を作ってきました。その成果もあって、徐々にお客様がついてきてくれています。ニシンを扱うものとして、ニシンのおいしさのみならず、この時代にニシンを作り続けること、そして市場の拡大に努力することに社員の皆も数の子のリーディングカンパニーとしてのプライドを感じてくれていると思います。
需要は確かに強くはありませんが、DHAを豊富に含み、小骨を丸ごと食べられるニシンは食材として優れて優秀で、また、遠くなりつつある昭和の気配をいつも感じてしまいます。
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